そもそもマーケティングとは何か? マーケティングの定義を考える。

カケハシ・スタイル代表で中小企業診断士の田中大介です。
2016年に中小企業診断士になってからの6年間で、マーケティングやSNSや創業などをテーマに、200回以上のセミナーをしてまいりました。
セミナーのたびに、小さな会社・お店が顧客に選んでもらえるためには何が大切なのかを考え続けてきました。
ここでいったん「小さな会社・お店のためのマーケティング学」としてまとめてみたいと思います。
マーケティングやブランディングについて、できる限り分かりやすくお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
第一回目のテーマは「そもそもマーケティングとは何か? マーケティングの定義を考える。」です。
まずは、伝説の経営コンサルタントの言葉から、マーケティングの定義を紐解いていきます
経営の神様ドラッカーと、マーケティングの第一人者コトラーの言葉を見ていきましょう。
ひとりでに売れるようにして、さらに、顧客を維持し、育てていくこと。
なるほど、分かりやすいですね。
2人の先生の言葉を元に、私なりにマーケティングの定義を考えてみました。
いかがでしょうか。
ポイントは「選ばれつづける」ということです。
「選ばれる」と「選ばれ続ける」の2つに分けて考えることが大切です。
それぞれ何が大切でしょうか?
私は、「選ばれる」ために重要なキーワードは『提供価値』、「選ばれ続ける」ために重要なのは『共感』と考えています。
次回は、「提供価値」について考えていきます。
【Vol.1からVol.13までの記事はこちら。】
- 顧客ニーズは一人十色!?
- ペルソナを考えるポイント
- 多くの人に選ばれたいから、ペルソナを考えたくない!?
- ペルソナを考える目的とは?
- ビジネスモデルを考えるフレームワーク「価値づくりシート」
- そもそもビジネスモデルとは何か?ビジネスモデルを簡潔に定義する。
- そもそもブランディングとは何か?
- 提供価値づくりフレーム。誰でも「提供価値」が考えられる!?
- 顧客は、モノとコトのどちらで選んでいるのか?
- 提供価値を「モノ」と「コト」の2軸で考えよう
- 吉野家はなぜ選ばれているのか?
- マーケティングの重要キーワード「提供価値」について掘り下げてみる。
- そもそもマーケティングとは何か? マーケティングの定義を考える。