Blog

ブログ

顧客は、モノとコトのどちらで選んでいるのか?

カケハシ・スタイル代表で中小企業診断士の田中大介です。

『小さな会社・お店のためのやさしいマーケティング学』と題して、マーケティングやブランディングについてできる限り分かりやすく解説してまいります。

前回の記事で、「提供価値」をモノとコトに分けて考えることをお伝えいたしました。

様々な事業の価値をモノとコトで整理していきながら、提供価値についてさらに考えていこうと思います。

前回、スターバックスの例を上げましたが、スターバックスは、モノとコトのどちらで選ばれているのか?
皆さんもスターバックスを利用すると思いますが、どんな時に利用しますか?
きっと、週末に勉強したり本を読みに行ったり、友達に会いに行ったり、私の場合であれば、仕事の合間に資料をまとめたり、そんな風に利用しているんではないかと思います。
コトで利用しているわけですね。
なかには、どうしてもスタバのコーヒーが飲みたくなって行く人も居るかも知れませんが、どちらかと言えばコトで選ぶ人の方が多いはずです。

そこがポイントです。
コトによって選ばれている。モノはそのための手段である。

商品やサービスは溢れています。多くはコモディティ化(一般化)してしまっており、モノの軸で差別化することはなかなか難しい状況です。
一方で、顧客ニーズは、多様化、個性化、高度化しています。
顧客ニーズは「何を持つか」よりも「どう生きるか」にシフトしていると言えます。
スーパーのヤオコーの会長さんの講演を聞いた時、世の中は「十人十色」から「一人十色」に変化している、と話していました。
「一人十色」の時代では、選ばれるためには「コト」が重要になります。

自分たちはどんな「コト」を提供しているのか。
そのための手段として、どんな「モノ」を提供しているのか。
モノとコトがキレイにつながり、それが顧客に認知された時、顧客に選んでいただけるのだと思います。


【Vol.1からVol.13までの記事はこちら。】

新着記事

らんざん創業塾2025がスタート。「らしさ」を活かした価値提供を。
らんざん創業塾2025がスタート。「らしさ」を活かした価値提供を。

2025年10月8日

社内紹介:会社に秋がやってきました
社内紹介:会社に秋がやってきました

2025年9月25日

思考の補助線
思考の補助線

2025年9月17日

社内イベント:特別な食事会
社内イベント:特別な食事会

2025年9月10日

どの商品・サービスをウリとすれば良いのか。考えるポイントとは?
どの商品・サービスをウリとすれば良いのか。考えるポイントとは?

2025年9月2日

社内紹介:革命はランチのあとで
社内紹介:革命はランチのあとで

2025年8月28日

カテゴリー

Contact

まずは無料相談から

御社の「らしさ」を一緒に見つけませんか?

「自社の強みがうまく言語化できない」
「ホームページを作りたいが、何から始めれば...」
「今のサイトで成果が出ていない」

どんなお悩みでも、まずはお聞かせください。
中小企業診断士である代表が、御社の課題を整理し、最適なご提案をさせていただきます。
相談は無料です。お気軽にご連絡ください。

お電話でのお問い合わせ

048-580-7420

9:00~17:00(土日祝日除く)

メールでのお問い合わせ

お問い合わせ

資料請求はこちらから

対応エリア

埼玉県西部・北部・南部の一部対応

埼玉県北部

深谷市熊谷市本庄市寄居町、 美里町、上里町、 神川町、 秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町 小鹿野町

埼玉県西部・南部の一部

東松山市、 小川町東秩父村嵐山町滑川町吉見町、 ときがわ町、川島町、鳩山町、 坂戸市、 鶴ヶ島市、越生町、毛呂山町、日高市、鴻巣市、 川越市、 ふじみ野市、富士見市、三芳町、 志木市

オンライン対応により、エリア外のお客様もご相談ください。