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ペルソナを考える目的とは?

カケハシ・スタイル代表で中小企業診断士の田中大介です。

『小さな会社・お店のためのやさしいマーケティング学』と題して、マーケティングやブランディングについてできる限り分かりやすく紐解いていければと思います。

前回は、弊社オリジナルの価値づくりシートで、ビジネスモデルを整理する方法をお伝えしました。
価値づくりシートを作る目的は、現状のビジネスモデルを整理した上で、提供する価値をより高める新たなビジネスモデルを作っていくことにあるはずです。
新たなビジネスモデルを作るにあたって大切なのが、価値づくりシートの一番右側にある顧客を明確にすることです。


顧客が明確になれば、その顧客の声として「コト」も見えてきます。顧客とコトをセットで煮詰めていくことで、新たな価値提供の可能性が見えてきます。

皆さん、ペルソナはご存知でしょうか。ペルソナとは、理想の顧客の人物像です。
たった一人、満足させたいお客さまをイメージするとすれば、どんな人か?
その答えがペルソナです。
顧客を明確にすることとは、ペルソナを考えることです。

ペルソナの例を見てみましょう。ペルソナを設定して創業時からビジネスを軌道に乗せた例として、Francfranc(フランフラン)とSoup Stock Tokyoがあります。それぞれのペルソナは下記となります。





いかがでしょうか。
Soup Stock Tokyoの方は、名前までついています。東京のビル街を颯爽と歩くアクティブな女性が目に浮かびます。
Soup Stock Tokyoは、きっとこの秋野つゆさんを喜ばせるためには、どんなお店だと良いのか? どんなスープだと選んでもらえるか? お店の外観・内観はどんなだといいだろう? 立地は? 接客は? そんな風に、すべて秋野つゆさんを起点に考えていったはずです。
そうすることで、ブレずに一貫したビジネスモデルを作ることができます。それは、提供価値が定まるということです。

選んでもらうためには、提供価値が大切だとお伝えしてきました。
提供価値が顧客にとって不明確だと、選ばれづらくなってしまいます。
ペルソナを設定し、そのたった一人のお客さまを喜ばせるビジネスを考えることで、提供価値が明確になります。
ペルソナを作る目的は、提供価値を定めるためです。


【Vol.1からVol.13までの記事はこちら。】

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