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これからの小売のかたち!?「気持ち・シーン別」の売り場づくり

2016.05.23| マーケティング

中小企業診断士の田中大介です。

日経MJ紙より気になった記事をピックアップいたしましょう。

「めざせダントツ店」コラムより「気持ち・シーン別売り場」という記事です。

銀座の商業施設「東急プラザ銀座」の3~5階にオープンしたHINKA RINKAの事例が取り上げられていますが、マーケティング&ブランディングの好事例だな、と感じました。

ターゲットを明確にし、そのターゲットがハッピーになるコンセプトを決め、そのコンセプトを軸に、売り場に一貫したストーリーを持たせていく。

顧客体験が見事に提案されているな、と感じます。

記事を元に、情報を整理してみましょう。

ターゲット

「品格」と「凛」とした心を持ち、年齢にとらわれずファッションを楽しむ大人の女性

コンセプト

年齢層やアイテムで分類しがちな売り場を「気持ち」やシーンを軸に展開

各階のテーマと品目

【3階】
テーマ:高揚感・刺激・発見
品目:世界中で買い付けた雑貨、衣料品、化粧品

【4階】
テーマ:憧れ・ときめき・特別感
品目:婦人靴

【5階】
テーマ:共感・自然体・くつろぎ
キーワード:「東京から発信するスタンダード」
品目:スニーカー、雑貨、カフェ

「今までの百貨店のようにアイテムで分類すれば見やすいが、刺激がない」

「物を買うだけならネットで事足りる。リアルな店舗に求められるのは、ワクワクするような体験をしてもらうことだ」

柳沢一博・MD企画部MD戦略担当統括マネジャー

私も、「ワクワクするような体験」の提供は、今の小売で欠かせない、というか、最重要の切り口だと思っています。

「欲しい!」、「そんな生活をしたい!」という顧客のスイッチをいかに押すことができるか。

買いたいものが決まっていれば、ネットで検索し、最安のところで買って終わりです。価格と便利さではネットに勝つことは難しいでしょう。

大事なのは、いかにお客さまの潜在的な興味を引き出せるか。

そこがこれからの小売のポイントになると思っています。

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