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【知的生産について(前編)】仕事における「知的生産」の大切さ。

株式会社カケハシ・スタイル代表で中小企業診断士の田中です。

先日、社内で「知的生産」についての研修を行いました。
今回は、仕事における「知的生産」の大切さについて書いていきます。

当社の理念は『「伝わるかたち」をつくる』であり、スタッフには、理念に沿った仕事をするために「知的生産」が大切であることをいつも伝えています。

知的生産とは何か?
関連する2冊の本を引用し、考えてみます。

知的作業は、日曜大工でものを作るような作業と本質的に異なる。
材料があってそれに手を加えれば目的のものができるというような単純なものではないのだ。
知的作業には、いつでもその人の全存在がかけられている。その人がそれまでに蓄積してきたすべてのものが材料となるのだ。

『「知」のソフトウェア』(立花隆 著)

知的生産というのは、頭をはたらかせて、なにかあたらしいことがら—情報—を、ひとにわかるかたちで提出すること。
それは、単に一定の知識をもとでにしたルーティーン・ワーク以上のものである。

『知的生産の技術』(梅棹忠夫 著)

知的生産とは「全存在をかけて、新たな価値提案をすること」と言えると思います。

知的生産と対になるのが物的生産です。
物的生産とは、ルーティンワークだったり、工場の生産のような、時間と成果がある程度比例する作業ですね。

私たちは、何らかの価値を生む生産活動をしています。材料を投入(インプット)し、そこに付加価値を加えてアウトプットします。
『「知」のソフトウェア』には、「インプットとアウトプットの比は、知的生産は大きいほどよく、物的生産は小さいほどいい。」と書かれています。

知的生産においては、良いアウトプット(=新たな価値提案)の鍵を握るのはインプットの量です。
スタッフには、インプット10:アウトプット1でやっていこう、10倍インプットしよう、そういう仕事をしよう、とよく言っています。

絶えざるインプットによって蓄積され形成された豊かな個性的知的世界こそが、よきアウトプットの土壌である。

『「知」のソフトウェア』より

なんだか感動しますね。
スタッフ1人1人の個性的知的世界が合わさり、当社にしか生み出せない価値を提供する。
そんな会社にしていきたい、と思っています。

カケハシ・スタイルでは、ホームページ制作、チラシ・パンフレット制作などは、知的生産だと考えています。
お客さまの「らしさ」を引き出すために、どれだけ深くヒアリングができるか(=インプットの量)を重要と考えています。
様々な切り口で質問をするために、日々、様々な知識を磨いていくことも重要です。

「らしさ」を伝えるホームページ制作や販促ツール制作なら、当社にお任せください。

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