「バイヤー」×「コンシェルジュ」が生む商品への「愛着」
2016.05.27|
マーケティング|
「作り手のこだわりや思いを伝えることを大切にしている」。そうすれば商品への愛着がわくと信じているからだ。
中小企業診断士の田中大介です。
今の小売では「体験」は一つのキーワードです。お店を回遊し、店員と会話し、商品を発見し、納得して購入する。
大手ネット通販が便利になればなるほど、逆に「体験」を求める消費者は増えているはずです。
今の小売店は、
・消費者の心を躍らせる商品をセレクトする「バイヤー」としての機能
・商品の魅力を引き出し、的確に伝える「コンシェルジュ」としての機能
この2つを持つことが大切です。「バイヤー」×「コンシェルジュ」が消費者の豊かな「買物体験」を生み、それがストーリーとしてモノに乗っかることで、「愛着」となるのだと思います。