中小企業診断士の田中大介です。
本日の日経MJより「分業制、個展販売でヒット」という記事をピックアップします。
キングコング西野さんの絵本「プペル」のマーケティング戦略についての記事なのですが、その中にある西野さんの言葉に痺れました。
人は生活必需品と、思い出(お土産)だけは買うんだな、と分かった。タオルは売れなくてもライヴの記念タオルなら値段が10倍でも売れる。本は売れないのに、公演観劇後のパンフレットはペラペラで2,000円でも売れる。みんなブツが欲しいのではない。思い出や記憶が欲しいんです。
す、するどい。
顧客はいったい何にお金を払っているのか?
そんな風に深く考える視点は大切です。
顧客はモノやサービスの対価としてお金を払っているのではなく、モノやサービスによって得られる価値に対してお金を払っているんですよね。
西野さんはこうも言っています。
売ることをデザインしなければダメ。
う〜ん、するどい。
顧客はどんな価値にだったらお金を払うのかを考え、「では、その価値を自社の商品・サービスで提供するとすると、どうできるか?」と自社に当てはめて考えてみる。
売り方を新たにデザインしてみる、という視点は持っていたいですね。
ビジネスモデルを深く理解した上で、お客さまならではの提供価値を整理し、最適な「伝わるかたち」をご提案いたします。
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