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製造業の管理職向け生成AI活用研修。現場でどう使うか、を一緒に考える。

株式会社カケハシ・スタイル代表で中小企業診断士の田中大介です。

このところ、生成AIの研修・セミナーのご依頼を本当に多くいただくようになりました。商工会・商工会議所での公開セミナーもありますが、最近は「自社の社員向けに」という個別の研修依頼も増えています。

先日は、ある製造業の会社さまからの依頼で、生成AI活用の研修を行ってきました。

■「自分の業務でどう使えるか?」をその都度、考えてもらう

今回は、管理職の5名の方に向けた研修でした。少人数、しかも現場をよくご存じの管理職の方々ということもあり、一方的に説明して終わり、という形ではなく、ワークショップ形式も取り入れました。

機能を一つ紹介するたびに、「これは、みなさんの現場のどの業務に使えそうですか?」と、その都度、考えてもらう進め方にしました。そして、出てきたアイデアをその場で共有していきます。

製造業には製造業ならではの業務があります。私が「こう使えます」と提示するよりも、現場を一番よく知っている管理職の方々自身に「この作業に使えるかも」と気づいてもらう方が、ずっと導入のイメージが湧きます。
実際、マニュアルの整理、会議議事録の作成、広報資料の作成など、具体的な活用アイデアがたくさん出てきました。

■やはりNotebookLMは、活用のイメージが湧きやすい

いくつかのAIサービスを紹介する中で、今回もあらためて感じたのが、NotebookLM(自分の資料を読み込ませて、その内容だけをもとに答えてくれるGoogleのAIサービス)の強さです。

社内のマニュアルや過去の資料を読み込ませて、そこから質問に答えてもらう。この使い方は、「自分たちの手元にある資料が、そのまま賢い相談相手になる」というイメージがとても湧きやすいのです。手持ちの情報から答えてくれるので、ハルシネーション(AIがもっともらしい嘘をつくこと)の心配も少なく、最初の一歩として非常に導入しやすいAIサービスだと感じています。

また、プロンプト(AIへの指示文)についても、実際の事例を画面でお見せしながら説明しました。同じことを頼むにしても、「AIにいかに伝えるか」で返ってくる答えの質はまったく変わります。実際の事例を見ていただきました。

■研修資料そのものも、実はAIに作ってもらっています

ここからは少し裏側の話です。

私自身、できる限り自分の業務にAIを導入しようとしています。それも、ただ使うだけでなく、「AIが処理しやすいように、こちらのやり方を合わせる」という発想でやっています。たとえば、ファイルのフォーマットも、AIが扱いやすい形を考えて整えています。

今回の研修資料もそうです。研修の内容の方針や構成は、これまで通り私自身が考えます。ここは診断士としての経験がものを言う部分なので、人がやるべきところです。ただ、その方針にもとづいた細かいスライドの制作は、AIに作ってもらっています。

しかも、私がこれまでパワーポイントで作ってきた資料をAIに学習させ、同じようなスタイル・トーンでスライドを作ってもらえるように仕組み化しました。だから、AIが作ったものでも「私らしい資料」に仕上がるのです。

研修当日にスムーズに進行できるよう、毎回タイムテーブル(進行表)を用意しています。これもAIに作ってもらいました。

これまで、配布資料はスライドをそのまま印刷していました。ただ、スライドの枚数が多いと、印刷するとかなりの枚数になってしまいます。今は、スライドの内容を踏まえて、受講者向けの配布資料としてまとめ直したものを作ってもらえるようになりました。

こうして、「人が考えるべきところ」と「AIに任せられるところ」を切り分けて仕組み化することで、資料づくりの手間は大きく減り、そのぶん研修の中身を磨くことに時間を使えるようになりました。

■ 地域の企業のAI活用のお役に立てれば

私は、中小企業診断士として、ネットショップ(プログレッシヴ・ロック専門CD通販ショップ)の運営者として、そしてブランディング・Web制作のディレクターとして、日々、複数の事業を動かしています。その中で、生成AIをいかに使い、いかに生産性を上げるかを、まさに自分ごととして研究し続けています。

今回の研修は、そうやって自分で試行錯誤して得たノウハウを、そのままお伝えするものです。「AIを入れたいけれど、何から手をつければいいか分からない」という会社さんにこそ、お役に立てる内容だと思っています。

生成AI活用の社内研修にご興味があれば、ぜひお気軽にお声がけください。地域の企業のAI実践のお役に立てればと思っています。

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