Blog

ブログ

「Indeed」無料掲載では効果が出ない?有料オプションの「スポンサー求人」を利用しないとダメでしょうか?

こんにちは、埼玉県寄居町にある(株)カケハシ・スタイルのブランディング・ディレクターの愛甲です。
きょうは、先週のブログ『採用力強化のために「Indeed」(インディード)を活用した方が良いですか?』に引き続き、「Indeed」に関してよく聞かれる質問をご紹介させていただきます。

Q.「Indeed」無料掲載では効果が出ない?有料オプションの「スポンサー求人」を利用しないとダメでしょうか?

埼玉県内の建設業のA社さまからのご質問です。

A社さまでは、1年ほど前から「Indeed」の掲載を始めたそうです。担当者さまは、次のようにお話しくださいました。

『採用活動にかけられる予算は、極わずか。人材不足が続いていても、求人広告やエージェントサービスは、使うことができません。
そのような状況の時に、テレビCMを通じて「Indeed」について知りました。そして、無料で求人掲載ができるので、すぐに登録しました。しかしその後、大きな変化はありませんでした。
やはり、無料掲載では期待する成果は得られないのでしょうか。有料オプションの「スポンサー求人」を利用しないとダメでしょうか?』

私からは、「Indeed」の無料掲載と有料掲載との違いと、どのような場合に有料掲載を利用した方が良いのかについてお話しさせていただきました。

A.求職者の心に響くメッセージを用意した上で、競合の多さにより無料と有料を使い分けることがおすすめです。

まず、「Indeed」の無料掲載と有料掲載との違いについてお話しさせていただきます。

「Indeed」の無料掲載にはできなくて、有料掲載にはできることは、主に3つあります。

  • 自社の求人情報を求職者の目に、より留まりやすい位置に表示させること
  • 求職者の動向を分析する「Indeedアナリティクス」を利用できること
  • 採用戦略立案に役立つ「労働市場分析」を利用できること

*企業情報を充実させる「企業プレミアム」の利用も可能になります。ただし、この「企業プレミアム」は、毎月一定額以上の有料掲載をしていることが条件です。つまり、一定額に満たない有料掲載では「企業プレミアム」の利用はできません。

それでは、やはりできることが多い有料掲載の方が効果が高いのでしょうか?

その答えは、競合の件数によって変わってきます。
なぜならば、「Indeed」は求人に特化した検索エンジンだからです。
検索条件によって、表示される求人票の件数は変わります。

「Indeed」には2つの検索窓があります。「キーワード」を入れる窓と「勤務地」を入れる窓です。それぞれを入力して検索すると、親和性の高い結果が表示されます。


Indeed(インディード)サイトトップ画面
Indeed(インディード)トップ画面

次の事例を比べてみてください。

 事例①事例②
キーワードデザイン営業
勤務地寄居(25km)寄居(25km)
求人票の表示件数75件1005件

(*2022年6月18日AM時点の件数)

求人票が1,005件ある事例②では、75件の事例①と比べて競合が多いと言えます。
競合が多ければ、見てもらえる可能性は低くなってしまいます。
事例①の場合、表示結果が最後の方であっても、本気で仕事を探している人であれば見てくれる可能性はあるはずです。
事例②の場合はどうでしょうか。埋もれてしまわないために、有料にして表示順位を高めることも必要になってくると言えます。
無料か有料かの判断は、競合の数によると言えますね。

前回のブログでもお伝えした通り、「Indeed」の掲載において、期待する成果をあげるには、まずは求職者の心に響くメッセージをつくることが大切です。無料掲載・有料掲載の違いは関係ありません。

求職者は「この会社で働いていけるイメージを抱くかどうか」という視点をもって求人情報を見ているからです。

求人票には、求職者に寄り添い、「どんな会社を目指しているのか」「どんな風に働き、どのように成長できるのか」「どのように働く人たちがコミュニケーションを取っているのか」などを丁寧に示してみてください。

中小企業診断士が率いるブランディングデザイン会社のカケハシ・スタイルでは、中小企業の採用力を高めるサポートをしています。採用広告にお金をかけているのに成果が出ない、求める人材像からの応募がないなど、採用のお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。


お問い合わせはこちら

編集後記

実は、「Indeed」の無料掲載でも、求職者の目に留まりやすい位置に求人票を掲載させられる方法があります。

それは、求人票を複製して更新する方法です。
「Indeed」の場合、新しい求人票には赤文字で「新着」と表示されます。場合によっては、表示順も新着の方が上位にくることもあるでしょう。

逆に、更新されていない無料掲載の求人票は、更新されているものに比べ、求職者の目に留まりにくくなります。

また、応募者がなかなかない場合は、求人票の中身を見直すことも大切です。少し手間がかかってしまいますが、無料掲載を続けている場合は、求人票の見直しを兼ねて求人票の更新をしてみてください。

それでは、次週も楽しみにお待ちいただけたら幸いです。

新着記事

600社以上の経営支援から生まれた「価値づくりシート活用ガイド」を無料公開!
600社以上の経営支援から生まれた「価値づくりシート活用ガイド」を無料公開!

2025年7月9日

「8時10分前」って何時のこと?
「8時10分前」って何時のこと?

2025年7月4日

【坂戸市】水回り設備会社の採用動画編集で意識したこと
【坂戸市】水回り設備会社の採用動画編集で意識したこと

2025年6月26日

【創業のポイント】店名よりもショルダーネームが重要!?
【創業のポイント】店名よりもショルダーネームが重要!?

2025年6月23日

古谷乳業「ミルクの束縛」から考えるネーミングのポイント
古谷乳業「ミルクの束縛」から考えるネーミングのポイント

2025年6月12日

【埼玉県坂戸市】水回り設備会社の採用動画制作ストーリー
【埼玉県坂戸市】水回り設備会社の採用動画制作ストーリー

2025年6月9日

カテゴリー

Contact

まずは無料相談から

御社の「らしさ」を一緒に見つけませんか?

「自社の強みがうまく言語化できない」
「ホームページを作りたいが、何から始めれば...」
「今のサイトで成果が出ていない」

どんなお悩みでも、まずはお聞かせください。
中小企業診断士である代表が、御社の課題を整理し、最適なご提案をさせていただきます。
相談は無料です。お気軽にご連絡ください。

お電話でのお問い合わせ

048-580-7420

9:00~17:00(土日祝日除く)

メールでのお問い合わせ

お問い合わせ

資料請求はこちらから

対応エリア

埼玉県西部・北部・南部の一部対応

埼玉県北部

深谷市熊谷市本庄市寄居町、 美里町、上里町、 神川町、 秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町 小鹿野町

埼玉県西部・南部の一部

東松山市、 小川町東秩父村嵐山町滑川町吉見町、 ときがわ町、川島町、鳩山町、 坂戸市、 鶴ヶ島市、越生町、毛呂山町、日高市、鴻巣市、 川越市、 ふじみ野市、富士見市、三芳町、 志木市

オンライン対応により、エリア外のお客様もご相談ください。