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2016.05.10| マーケティング

電球から音楽! コト家電と言えちゃう!?

koto_kaden_2_20160510

中小企業診断士の田中大介です。

ソニーから来たメルマガのタイトル<ソニー新製品発表>LED電球スピーカー。

「な、な、なに、電球スピーカーって。」と見てみると、おぉ、これ欲しい!

なんとLED電球の中にスピーカーが内蔵されていて、スマホと無線(Bluetooth)でつながって音楽を流せちゃう、というすごいやつ。

と、興奮しつつ、診断士として「なぜにこれほど興奮するのか分析せねば」ということで考えてみました。

まず素晴らしいのがサイトのイメージ画像。

使うシーンを想起させる画像が並んでいて、「おぉ、そんな生活、楽しそう」となってしまう感じ。

画像はこれです。

koto_kaden_20160510

販促の最近のトレンドとも言える、「モノ」ではなく「コト」を訴求する、ってのはまさにこれですよね。

LED電球にスピーカーの機能を追加しました、と言っても響かない。最近、日経MJなどでよく目にする言葉で言うと「刺さらない」。

「モノ」としての機能の訴求だと響かないけど、それを使った生活の豊かさ=「コト」を訴求されると、「おぉ、欲しい」となっちゃう。

しかもおもしろいのが、「おぉ、欲しい」と心のスイッチが押されると、あまり価格が気にならなくなること。

定価は23,880円+税。うむ、冷静に考えれば高い。

「スピーカーの機能がついたLED電球」に23,880円は出せないけど、

「事務所のダウンライトから流れてくるBGM。なんだか仕事場の雰囲気が明るくなった感じ。」
「食事の時、ダイニングテーブルの電球から静かに流れるBGM。会話が心地いい。」

そんなシーンには、23,880円は高くないかな、と思う。

しかも、「ソニー、意気じゃないか!このソニーのやつが欲しい!」と競合との価格勝負からも開放される。

これからの家電は、きっとこういう新たな生活ライフを提案するものが求められるんだろうなぁ。

名づけてコト家電!

こういったワクワクする新製品が出てくれば、まだまだ家電市場も盛り上がれるはずですね!

http://www.sony.jp/active-speaker/products/LSPX-103E26/

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