ブログ

BLOG
2016.04.19| マーケティング

「幸せな時間」販促。シーン全体を「商品」と捉えてみる。

citizen_20160419

中小企業診断士の田中大介です。

日経新聞より気になった記事を紹介します。

驚いたのは「オラ・フェリーチェ(幸せな時間)」と銘打った販促です。低価格でシンプルな商品でもきれいな台に展示し、きれいなギフトボックスに入れてお渡しするのです。「ギフトボックスも含めて時計だ」とも言われました。こうした手法はどんな価格帯の商品でも同じでした。付加価値を高めて、買う人や使う人に幸せな気持ちになってもらうのです。

『私の課長時代』シチズンホールディングス社長 戸倉敏夫 日経新聞 2016年4月19日(火)

ポイントは

  • 「ギフトボックスも含めて時計だ」
  • 「幸せな気持ちになってもらう」

です。

商品だけではなく、その商品にまつわる体験を含めて販促を考えていく。

商品のコーナーに行き、目にして、気になって、手にとって、買いたい気持ちになって、購入して、持ち帰って、開封して、使う。

そうした一つ一つのシーンをイメージし、「ワクワク」する体験を折り込んでいく、その結果、買う人・使う人に幸せな気持ちになってもらう、ということが大切だと思います。

例えば、POPにワクワク、店員との会話にワクワク、新たな好奇心にワクワク、持ち帰る道中に使う生活を想像してワクワク、開封の際に封入につまった「思いやり」にワクワク、使って豊かになった生活にワクワク、などなど。

そうしたシーン全体を「商品」として考えてみる、ということは有効でしょう。

新着記事
自分たちは何屋なのかを考える。

自分たちは何屋なのかを考える。

2023年3月20日

東秩父村の表具店のブランディング事例(経営計画策定、Web・チラシ・看板制作)

東秩父村の表具店のブランディング事例(経営計画策定、Web・チラシ・看板制作)

2023年3月13日

グッとくる「経営者の言葉」:ソニーの存在意義

グッとくる「経営者の言葉」:ソニーの存在意義

2023年2月21日

スタッフ個別ミーティングでパーパスについて考える。

スタッフ個別ミーティングでパーパスについて考える。

2023年2月3日

【経営革新事例】介護施設向けのフォトスポット事業の展開(オフィスパルフェさま)

【経営革新事例】介護施設向けのフォトスポット事業の展開(オフィスパルフェさま)

2023年1月31日

|寄居町|サービス付き高齢者住宅やまゆり さま制作実績を追加

|寄居町|サービス付き高齢者住宅やまゆり さま制作実績を追加

2022年11月4日

カテゴリー

「もっと会社の魅力を伝えたい」、
そんな時は当社にまずはご相談ください。

ビジネスモデルを深く理解した上で、お客さまならではの提供価値を整理し、最適な「伝わるかたち」をご提案いたします。

お電話でのお問い合わせ

048-580-7420

9:00~17:00(土日祝日除く)

メールでのお問い合わせ

お問い合わせ