人に伝える、伝わるために大切なこと。
2016.12.02|
仕事術|
中小企業診断士の田中大介です。
社員のマネジメント、社長へのコンサルティング、そしてセミナー。
「人に伝え、伝わり、動いてもらう」ことの難しさ。最近、いつも感じています。
今日の日経MJ一面の日本ハム栗山監督のインタビューにとても感銘を受けました。
「色々なことに気づいてもらうためにこちらが憎まれようが、とにかく選手が自分らしくできるためにとことんやろうと。」
「相手がどう考えているのかと思い始めたら、何もできなくなる。絶対に片思いし続けようと。」
「自分をどう殺すか。自分がどう思われているのか、どう得するのかを考えているうちは誰も説得できない。」
私は「みんなからよく思われたい」という気持ちがいつもありますが、それは傲慢なことだよなぁ、と思います。コミュニケーションのあるべき姿は、それぞれが自分の考えを100%主張しあい、そして相手の考えを尊重しあいながら、最適解を導いていくことですよね。
自分をどう殺すか。
保身の気持ちがあるうちは、何も伝わりません。
まずは「自分は心から何を伝えたいのか」をもっともっと研ぎ澄ませねば。そして、そこに信念を持ち、誰にどう思われようが、その想いをぶつけていく。
「今日一日を命懸けで生きる。」
信念を伝えることに命懸けになりたい。その領域に行かないといけないと思っています。