「モノを売る」のではなく「買う体験を提供する」
2024.08.06|
カケハシ・スタイルブログ|中小企業診断士 田中大介|
カケハシ・スタイル代表の田中です。
ある日の夕方のニュースで、丸亀製麺が出ていました。その中で、社長が「うどんを食べる体験」と話していたのが印象に残りました。
うどんを提供するのではなく、うどんを食べる体験を提供している、ということですよね。うどんを食べる体験をいかにワクワクしたものにするか。きっとそこを追求した結果が、あの丸亀製麺の店作りにつながったのでしょう。
「モノを売る」のではなく、「モノを買うという体験を提供する」と捉えてみる。そこが大事なんだと思っています。
弊社は、60~70年代ロックのネットショップを20年以上経営しています。
注文の際には、ミニコミ誌やニュースレターなどを同封しています。ミニコミ誌は毎月発行しています。届いた箱を開けた時のワクワク、ミニコミを読み新たな作品に出会った時のワクワク、ミニコミに自分のレビューが掲載された時のワクワク。そんなワクワクを提供したいという思いで10年以上前から発行し続けています。8月号がこちらです。
Amazonには提供できない購入体験をいかに提供できるか。そこを追求することで、当店にしか生み出せない価値を生み出し続けられると思っています。
そして、弊社のもう一つの事業であるブランディングの事業においては、「どんな体験を提供するのか」を言語化し、それを伝えるサポートが自分たちの使命だと思っています。