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「クソゲー」という豊かな見立て方

2016.07.13| マーケティング

中小企業診断士の田中大介です。

今日の日経MJより「クソゲーだから面白い!」をピックアップします。

面白法人カヤックが「クソゲー供養会 2016」というイベントを開催したようです。そのセンス、好きだなぁ。

「クソゲー」はWikipediaで次のように定義されています。

「クソゲーム」の短縮形で、ユーザーやゲーム評論筋がコンピューターゲームを酷評する際に用いる言葉である。また、その評価が与えられた個々のゲーム作品に対しても用いる。「クソゲー」という名称の起源については諸説あり、イラストレーターのみうらじゅんが『いっき』を評する際に使用したのが最初といわれている。

Wikipediaより

な、なんと、みうらじゅんさんが起源だったんですね。なるほど、どこかユルくて愛嬌のある感じは「ゆるキャラ」に通じてるし、さすがだなぁ。

私と同じくファミコン世代のみなさまは、お小遣いをせっせと貯めて買ったのにクソつまらなくて絶望した経験、ありますよね。

やっぱり最高峰は「たけしの挑戦状」でしょうか。初期の「燃えプロ」のゲームバランスの悪さも凄かったですよね。バントでホームランって・・・。でも、ホームラン打たれた時の投手のがっくりするビジュアル、最高だったなぁ。あれですべて許せる感じ。

私なりに「クソゲー」を定義してみます。

「なぜそうしちゃったの!?」という突っ込みどころの満載っぷり、そこから溢れる制作者のカラ回る熱い想い。

そんな作り手の「ドタバタ感」、そして買い手の「やるせなさ」がぶつかりあって、「哀愁」をまとうようになったもの、それが「クソゲー」。

つまらないと一刀両断してしまうことは簡単ですが、「クソゲー」と括ることで、どこか「愛」に満ちたものになるのが「みうらマジック」。

そんな括り方、見立て方って豊かですし、持っていたいな、と思います。

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