PDCAサイクルのP。仮説を立てるポイントとは。
2022.10.06|
カケハシ・スタイルブログ|中小企業診断士 田中大介|
株式会社カケハシ・スタイル代表で中小企業診断士の田中です。
先日、創業セミナーでPDCAサイクルの話をした時、「Plan(仮説を立てる)のポイントを教えてください」という質問をいただきました。
仮説を立てるとはどういうことでしょうか。
私は「仮説を立てる」とは「顧客とニーズを考えること」と捉えています。
創業セミナーでは先に、ユニクロの柳井さんの「1勝9敗」の話をしました。
戦って敗れ、改善してまた戦いを挑み、また敗れ、改善して・・・。
それを繰り返し、10回目で勝つ(=顧客に受け入れられる)ぐらい経営は難しいし、それをやり続けるのが経営です、ということを伝えました。
「1勝9敗」=PDCAを10回繰り返すことです。
「こんなお客様がこんな風に喜んでくれるだろう」という仮説のもとでアウトプットする。そして、うまくいかない。
それを踏まえて、「では、こんなお客様だとどうだろ」「では、こんなニーズはあるのではないか」のように考えてブラッシュアップする。
顧客とニーズの絶え間ないブラッシュアップの中で、ようやくニーズに合致した商品・サービスにたどり着く、と言えると思います。