■真面目で細やかな社風、対応力や技術力をいかに伝えるか

コーホクトーヨー住器さまは、志木市にある住宅設備機器の販売・施工会社です。
主に地域の工務店等に対して、サッシや水回り設備等の設備を販売しています。

Web制作に当たって、まず最初に行うのが①事業の把握と②これまでの事業活動で培った強みの整理です。
中小企業診断士である当社代表がヒアリングを行いながら、企業さまの中でも言語化されていない強みや魅力を「見える化」していきます。

「顧客起点発想」を合言葉に、取引先とその先のエンドユーザーの目線に立った誠実な仕事をされています。
単品では利益があがらない細かな部品であっても、問い合わせに対してしっかり対応するなど、「顧客起点発想」が業務の隅々まで徹底されているのが印象的です。
取引先に的確な情報を提供するために、継続的な勉強会の開催など、社内教育にも力を入れています。
ABC（あたりまえのことを、ばかになって、ちゃんとやる）という言葉がありますが、コーホクトーヨー住器さんは、まさにABCを徹底している会社だと感じました。真面目で細やかな社風、対応力や技術力をいかに伝えるか。そこがコーホクトーヨー住器さまのWeb制作における課題となりました。

■「らしさ」の整理

弊社では、その会社ならではの「らしさ」を「提供価値」として言葉にまとめた上で、その「価値」を生む源泉となっているウリや強みを整理していきます。
整理した提供価値と強みが下記です。

「人材」も大きな強みであるので、強みを伝えるページでは、下記のように強みの源泉となる組織としての取り組みも添えるようにしました。

こうして「らしさ」を言葉にする作業を丁寧に行っていきます。

■更新しやすい実績紹介ページ

ページづくりに関しては、お客さまのご要望も聞いていきます。
一番のご要望としてあったのが「施工事例を自分たちで更新できるようにする」ということでした。
施工前の写真、施工後の写真、物件の概要など、掲載したい決まった項目がありましたので、フォーム形式で内容を入れながら記事を簡単に作れるように、投稿の仕組みづくりも行いました。
順調に更新が進んでいるようで、継続的な更新に少しでも貢献できたかなと嬉しく思っています。

■社員インタビューによる「働きがい」の言語化

コーホクトーヨー住器さまでは継続的な採用も課題で、求職者に対して働く上での「らしさ」を伝えることも課題でした。
採用ページに関しても、コーホクトーヨー住器さまで働く魅力を伝えられるように、社長や役員さまへのヒアリングはもちろん、先輩社員へのインタビューも行いながら、コーホクトーヨー住器さまならではの「働きがい」を整理しました。
新たにできたWebを通して、コーホクトーヨー住器さまの「顧客目線を徹底する真面目さ」や「仕事への真摯な取り組み」が伝わり、窓リフォームの受注が増え、さらに採用活動も充実しながら、コーホクトーヨー住器さまの事業が発展していけば嬉しいなと思っています。