伊勢崎の文房具店「HI-NOTE」で文具探検。
中小企業診断士の田中大介です。
『商業界』という雑誌で知ってから行きたいな、と思っていたお店、群馬県伊勢崎市にある文房具店「HI-NOTE」に行ってきました。
お店の入り口でまず目についたのは、なんと「冒険の書」!
目に飛び込んでくる「さぁ、文具探検にでかけよう!!」の文字。
宝(商品)が見つからない時は、ピンクシャツの村人(スタッフ)にきいてみよう。
小学生の頃、テレビゲームのRPGではなく、ゲームブックという小説スタイルのRPG(敵と戦う 78ページへ、みたいな)にハマり、読み進みながら、冒険の書を自分で作ったなぁ、なんて思い出し、あの頃のワクワク感とともにお店への期待が高まります。
品揃えは豊富ですが、特別に変わったものがある、というわけではありません。でも、すごく見ていて楽しくなります。手書きのPOPがとても良い感じで、「そんな文具あるの知らなかったぁ」とか「ほぉ、そういう使い方あるんだぁ」とか「発見」が散りばめられていて、飽きない感じ。本屋に何時間でも入れるのと同じ感覚があります。
スタッフと話をしたわけではないですが、やり取りしてる感じがするし、おもてなされてる感じもあります。きっとスタッフはお客さまの立場になって、こんな情報があったら選びやすいだろうな、とか、色々と考えながらお店作りをしてるんだろうな、と思います。
販売だけでなくイベントもやっているようですが、おぉ、ほぼ毎週やってる!近くにこういうお店があれば、子供としょっちゅう行くと思います。
こうやって地元のお客さんと関係性を構築して、地域の中で無くてはならないお店になっていくんですね。文具を買うなら、このお店で買いたい、ってきっとなると思います。
働いている人も楽しいと思いますし、こういうお店で働きたいという人もたくさんいるでしょう。
今の時代に文房具店をやっていくことは常識的に考えると本当に大変なことだと思いますが、店内はたくさんの人で賑わっていました。
同じものはほとんどAmazonで買えると思いますが、僕はあの空間の中で文具を探検し、文具と遭遇し、そしてゲットしたいな、と思います。「探検のワクワク」は、今の時代の商売において一つのキーワードかもしれないですね。