レンズの数だけ表現がある?
2025.04.23|
カケハシ・スタイルブログ|

こんにちは。デザイナーのHosoyaです。
最近、会社にカメラの機材がどんどん増えてきました。
特にレンズは種類が多くて見分けがつきません(笑)
広角とか単焦点とかフィルターとか…。
撮るものや場所によって使い分けているそうです。
たとえば外の動画撮影では明るすぎることがあるので、光を抑えるためにフィルターを使ったり、動画用と写真用でカメラを持ち替えたり。動画用のカメラでも写真は撮れるけれど、それぞれに適した設定や特性があるそうです。
私は撮影には行っていないのですが、社内で「白と黒は撮るのがむずかしい」と聞いて、印象に残っています。
目で見ると白や黒に見えるものも、カメラは光の量で認識しているので、光の強さによって色味が変わるそうです。光が強ければ黒は明るいグレーに、逆に光が足りないと白もグレーに映ってしまう。
だから、光の取り込み方やレンズの選び方を調整しながら、“黒”や“白”らしさをつくっているそうです。カメラマンの技ですね。
その話を聞いて、デザインのことも少し思い出しました。
黒でも重たく見せたいのか、やわらかくしたいのかで使う色は変わるし、白もあたたかさを出したいのか、すっきり見せたいのかでトーンが違ってきます。
撮影でもデザインでも、「らしく見せる」って奥が深いなと思いました。