そもそも「ブランディング」とは何なのか?[全3回/1回目]
こんにちは、カケハシ・スタイル代表の田中です。
弊社は、ブランディング視点でのWebや販促ツールの制作をウリにしています。
そもそも「ブランディング」とは何なのか?
弊社としての考えを整理しておこうと思います。
弊社では、ブランディングとは「提供価値が伝わっている状態をつくること」と定義しています。「提供価値」とは、ウリであり、選ばれる理由であり、「何によって、どうハッピーになるのか」を示すものです。
吉野家を例に考えてみましょう。
お昼に「あまり時間がないけど、がっつり食べたい」という時に、ササッと吉野家に寄ることがよくあります。
(余談ですが、私は吉野家の紅生姜が大好きです。)
いつもたくさんのお客さんで混雑しています。吉野家はなぜ選ばれているのでしょうか?吉野家の提供価値は何でしょうか?
セミナーでもよくこの話をしますが、皆さんに浸透しているフレーズがあります。 はい、「はやい、やすい、うまい」ですね。
その提供価値を知っているから、私たちは吉野家を選んでいる、と言えます。
財布に600円しかなくて、時間が20分しかない、すごくお腹が空いている、という時、吉野家がこの状況を解決してくれることを知っています。
逆に、入りづらいお店ってありますよね? なぜ、入りづらいのか。
それは、そのお店の提供価値が分からないからだと考えます。
「どんな商品・サービスで、どう自分がハッピーになるのか」、それが分からない。
だから、お店をやる場合は、入りやすくするために、店名や看板や店構え全体で提供価値を伝えないといけない。
チラシなどで提供価値を伝えないといけない。
その行動のすべてがブランディングであるわけです。
マーケティングとブランディングの関係はどうでしょうか?
私は、マーケティングは次のように定義しています。
「顧客に選ばれ、選ばれ続ける仕組みづくり。」
その仕組みづくりのための重要な手段がブランディングとなります。
ブランディングの第一歩は、提供価値を明確にすること、言葉にすることです。
次回のブログで、提供価値について掘り下げていきたいと思います。
《次回は臨時号として5月13日(金)に更新します。》
関連記事
フェイスブック・ツイッターでのシェア、お待ちしております▼▼