売り場を「迷路」で売上アップ!
2016.05.16|
マーケティング|
中小企業診断士の田中大介です。
日経MJより気になった記事をピックアップします。
「ロフト変身 売り場『迷路』に」という記事です。
これまでの縦横に整然としたコンビニ型の陳列を見直し、
(1)ジグザグの動線
(2)生活シーン別の陳列
による回遊性の高い売り場へと作り変えていっているようです。
購入商品を事前に決めた「目的買い」だけでなく、奥まで引き込んで興味を持つ商品を見つけてもらうことで「ついで買い」も促す。
あえて『迷路』のような売り場にすることで、モノを買う場から、「あれこれと見比べ迷いながら買う楽しさ」を感じられる場へと変えているわけですね。
「目的買い」では、Amazonなど通販に品揃え、利便性で勝つことはなかなか難しいでしょう。
これからの実店舗は、今まで知らなかったモノに出会えたり、モノの新たな使い方を通して新たな生活スタイルを提案されたり、そんなワクワク感のある場であることが求められていると思います。
「あ、それいい!」
という「共感」をどれだけお客さまに提供できるか。
そこが実店舗がネット通販と共存していくための生命線になっていくと思います。
以前、群馬で話題の文房具店「Hi-Note」を見に行き、ワクワク感のある売り場を体験してきました。
よろしければそのレポートもあわせてご覧ください!
https://kakehashi-style.com/?p=205