社員間で「現状」「あるべき姿」を共有するためのワークショップを開催!
中小企業診断士の田中大介です。
本日はある会社さまからお声がけをいただき、社員参加のワークショップの企画とファシリテーターを務めました。
テーマは、ターゲットや価値提供の明確化による事業のコンセプトづくり。
新たな支店を開設し、ターゲットを変えていくことになっており、「ターゲットは誰なのか」「どんなニーズを持っているのか」、そのニーズに対して「どんな価値提案ができるのか」など、事業の新たなコンセプトを社員間で共有することが課題です。
そうときたら、私が最近気に入って活用しているツール「ビジネス・モデル・キャンバス」の登場です。新たな事業展開では、競合も強く意識する必要があるので、オリジナル・ツールも作成いたしました。
3時間の中、以下の3ステップでコンセプトづくりを行いました。
(1)競合の中で最もブランド力のある会社のターゲットと価値提案を考えてみる。
(2)「ビジネス・モデル・キャンバス」を使い、現在の事業モデルを見える化する。さらに、ターゲットのペルソナをつくる。
(3)新たなターゲット像のペルソナづくり、そのペルソナが選ぶ競合他社の選定、競合ではなく自社が選ばれるための価値提案を考える。
「現状」と「あるべき姿」が明確になったことで、課題も明らかとなり、それらを社員間で共有することもできたと思います。
新たな支店開設にあたって、この時間が有益なものとなったのなら嬉しいです。
社員間で「誰に」「どんな価値を提供しているのか」を共有することは、顧客から選ばれる上でたいへん重要です。
弊社では、社員間で「現状」「あるべき姿」を共有するためのワークショップの開催も行っております。
社員教育の一貫としても有益だと思います。
是非、お声がけいただければ幸いです。