コミュニケーションツールとしてのチラシデザインとは
こんにちは、埼玉県寄居町でブランディング視点でのWebや販促ツールの制作を行っている(株)カケハシ・スタイルのブランディング・ディレクターの愛甲です。
本日は、埼玉県にある小川町の大塚商会さまのチラシデザイン制作の裏側をレポートします。答えてくれたのは、弊社で広告デザインやフライヤー・パンフレット・会社案内などのデザイン制作を担当するデザイナーです。
Q.今回のチラシデザイン制作の受注の経緯を教えてください
A.事業計画書づくりのサポートがスタートです。
(有)大塚商会の現代表に事業が継承されたタイミングで、今後の事業のビジョンが明確化されました。この時、中小企業診断士である弊社代表が、事業計画書作成をお手伝いさせていただきました。その流れで、コーポレートサイトとチラシの作成をサポートさせていただくことになりました。チラシ制作においては、事業計画の「新たな取り組み」にあたる新サービスをPRするものとして承りました。
Q.今回のチラシデザイン制作のポイントはどこですか?
A.サービス案内ではなく”コミュニケーションツール”という位置づけという点です。
「チラシ」というと、サービスやイベントなどを広く知らせるための印刷媒体という印象が強いかと思います。
お話をいただいた際は、一般的なチラシと同様にこれからPRしたいサービスの内容を伝える媒体と考えていました。
しかしながら、先方とのヒアリングや社内のチームで考察を深めていく中で導き出した方向性は、サービス案内ではなく”コミュニケーションツール”という位置づけにするということでした。
理由としては、本媒体は既存客への訪問時に手渡すことを想定しているものであり、現代表に事業が継承されたばかりなのにセールス色の強いものは、新体制に対して前向きな期待が抱かれないのではというところでした。
まずはブランド認知を優先させるため、「はじめまして、私が(有)大塚商会の三代目の代表です。新しいサービスを取り入れつつ、地域貢献に精進してまいります。これからも当社をよろしくお願いします」という想いを伝えるというところに重きをおきました。
デザインにおいては、導き出した方向性を具現化するために、できるだけ大塚代表の人柄が伝わるようにすることを心がけました。
Q.今回のチラシデザイン制作で苦労した点はどこですか?
A.カッコ良くまとめ過ぎないというディレクターからの指示です。
大塚代表がとてもスタイリッシュで爽やかな印象の方なので、”人柄を伝える”という観点ではデザインもそのようにできればと、当初は考えていました。
しかしながら、ディレクターからは”カッコ良くまとめ過ぎないで”という指示でした。
”カッコ良くまとめ過ぎない”の意図としてはこちらです。
- 一般的な農機具系のチラシでは、スタイリッシュなものはほとんどない。そのためカッコ良すぎるものは顧客層にスムースに受け入れられないと推測。
- 顧客に身近な存在と感じていただくため。
こうした条件を守りつつ、大塚代表の若くて力強く頼りがいのある雰囲気を媒体から醸し出すことを目標としてデザインしました。
Q.ブログをご覧になっている皆さまに一言メッセージをお願いします。
A.チラシデザイン制作のポイントは、目的を一緒にしっかり考えることが大事だと思っています。
チラシは、ホームページと異なり成果が計りにくい媒体です。そのため、カッコ良いものを作って自己満足で終わってしまうことも少なくないと思います。
私たちカケハシ・スタイルは、成果をあげるチラシを作りたいというお客様の想いに寄り添い、あるべき姿をともに見出していくことを大切にしています。チラシデザイン制作の業者選定をお迷いの方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちの「制作の流れ」をご覧になってください。お声がけいただくのをお待ちしています。
【まとめ】
埼玉県比企郡小川町の(有)大塚商会さまの事業継承のタイミングで策定された事業計画の一環で承ったチラシデザイン制作は、単なるサービス案内ではなくコミュニケーションツールとして位置づけをしたところから出発。先方とのヒアリングやカケハシ・スタイルの制作チームでの考察を重ね、今必要なチラシのあるべき姿にたどり着きました。
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