「おしゃれ感覚で英会話を楽しむ」という「体験」を提供する。
2016.06.15|
マーケティング|
中小企業診断士の田中大介です。
本日の日経MJより、「カフェ風で英会話楽しく」という記事をピックアップします。
「英会話教室と言えば?」で私がパッと思いつくブランドは「NOVA」と「ジオス」。私が学生の頃はバンバンCMが流れていましたが、あらら、どちらも一度、経営破綻してるんですね。
最近はオンライン英会話が主流のようですが、では、そういった時流の変化の中で実店舗はどう生き残っていけばいいのでしょうか?
「NOVA」は、「コンセプトNOVA」という新たなブランドで、カフェ風の教室の新店をオープンし、既存点も「コンセプトNOVA」へと切り替えていくようです。
狙いは、ただ単に英会話の時間を提供するのではなく、「おしゃれ感覚で英会話を楽しむ」という「体験」を提供すること。
NOVAに通う20代の女性はおしゃれなライフスタイルの一環として英会話を学ぶ人が多い。インテリアや装飾にこだわった雰囲気で外国人の先生たちとコミュニケーションを楽しむという、実店舗ならではの英会話体験を提供する。
20代の女性がターゲットなので、教室を特徴的な空間にすることで、FacebookやインスタグラムなどSNSへの発信も期待できそうです。
ただ単にモノやサービスを販売するのではなく、新しいライフスタイルごと「体験」として提供する。さらに、SNSでの発信を狙って、「体験」を演出していく。
今のマーケティングのトレンドと言えそうですね。