ムスリムインバウンドが見逃せない!?
2016.05.11|
マーケティング|
中小企業診断士の田中大介です。
日経MJより気になった記事をピックアップいたします。
『ムスリム衣服に和素材』という記事です。
衣料品各社が日本ならではの素材と柄を生かした商品でイスラム教徒(ムスリム)に売り込もうとしている。
ムスリムというと「中東」というイメージが強いですが、国別のムスリム人口を調べてみると、なんと1位はインドネシアで、2位インド、3位パキスタンと続くんですね。
記事中では、UAEのドバイやシンガポールやインドネシアの現地企業への卸販売について書かれていますが、インバウンド市場ではどうでしょうか。
インドネシアの訪日客の推移を見てみましょう。
順調に増えていますね!
中国(約500万人)、韓国(約400万人)の訪日客と比べるとまだまだ少ないですが、ヨーロッパの国々と比べると、1位イギリス(約26万人)、2位フランス(21万人)に継ぐレベルまで来ていることが分かります。
インバウンド向けの商品開発というと、ターゲットとして、中国人、そして西洋人が頭に浮かびますが、「ムスリム」という切り口も頭に入れておくとよさそうですね!