思考の補助線

株式会社カケハシ・スタイル代表で中小企業診断士の田中大介です。
ある本を読んでいて、「補助線」という言葉が引っかかりました。
補助線。なんか、良いな。
数学の問題で、まったくどう手を付けていいか分からない、でも、一本補助線を引くだけで、問題が整理でき、解法への道筋が見える。
あの「補助線」です。
その時、中小企業診断士やブランディングディレクターとしての役割が見えた気がしました。
自分がやっているのは、補助線を引くこと。
つまり、事業の現状を整理し、未来を形づくるための補助線を引いているのだと。
私が提唱している提供価値づくりフレーム「私たちは○○を通して、□□を提供しているのだ。」に当てはめれば、
「私は経営コンサルティングを通して、思考の補助線を提供しているのだ。」
と整理できます。
「らしさ」を見つけるための補助線
ブランディングのプロセスで、最も重要なのは「らしさ」を言語化することです。
弊社では、ブランディングとは「『らしさ』が100%伝わっているカタチをつくること」と定義しています。
でも、「らしさ」というのは抽象的であり、どう言語化すればいいのか分からない経営者も多いです。
そんな時、私がお手伝いするのは、まさに補助線を引くこと。
理念(WHY)と提供価値(WHAT)という2本の軸を引く。
すると、これまでぼんやりしていた「らしさ」の輪郭が見えてきます。
キリが晴れるようにビジョンが描ける。
そんなサポートができるように、自分なりの「思考の補助線」の引き出しを増やす努力をしていければと思います。
経営やブランディングでお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
補助線を引き、過去、現状、未来を整理することで、「らしさ」を言語化するお手伝いをいたします。