「自分らしさ×土地の力」 田舎創業を成功させるためのポイント
株式会社カケハシ・スタイル代表で中小企業診断士の田中大介です。
2026年1月24日(土)に、寄居町商工会のオープンイノベーション拠点「SPARK」にて、「田舎創業セミナー~先輩経営者から学ぶ~」の講師を務めました。
埼玉りそな銀行、寄居町商工会、寄居町の共催で、これから創業を目指す方や創業間もない方を対象としたセミナーです。
私からは「『らしさ』を活かした事業づくり」というテーマでお話しさせていただきました。

■「半分他力」という言葉との出会い
今回のセミナーテーマが「田舎創業」だったので、田舎で創業するためのポイントは何だろうか、と考えました。
そんな時、ある言葉に出会いました。
昨年の12月、高崎に行った際に偶然やっていたマルシェイベント。そこでクラフトチョコレートを買いました。ウイスキー好きなので!
家に帰って商品を開けてみると、中に小さなリーフレットが入っていました。そこに書いてあった言葉に目を奪われました。
「半分他力」
これだ!と思いました。
田舎で創業するためのポイントは、まさにこれだと。
■創業成功の方程式
私は、創業成功の方程式として、下記のように考えています。

創業においては、これまでに培った知識・ノウハウ・ネットワークなど、自分「らしさ」を活かし、提供価値を最大化することが重要です。
「田舎創業」においては、こういった自分自身のリソースに加えて、その土地の「らしさ」を活かすことも大切だと考えます。
これまで地域で創業した方の話を聞いていると、うまくいっている方は、その人でしか、その土地でしか生み出せない価値を生んでいると気づきました。
「半分他力」とは、自分の力だけでなく、その土地が持つ力も借りるということ。
自分の「らしさ」と土地の「らしさ」を掛け合わせることで、唯一無二の価値が生まれます。
「自分の強みが活きるやり方は何か?」と考えることはもちろん、「ここでしかできないことは何か?」と考えることも、創業のビジネスモデルを考える上では大切です。


■創業支援のやりがい
一番つらいのは、創業して1~2年経って、お金も気力も付きてしまった方の相談を受けることです。
創業時に大きく投資したにもかかわらず、顧客ニーズにはまらず、うまくいかなかったようなケースです。
創業前に、お話を聞き、一緒に創業のビジネスモデルを考えられたなら、もっとうまいやり方が見つかったのではないか。
その人「らしさ」が活きるビジネスモデルを考えるサポートをすることはとてもやりがいのあることです。
創業を目指す方の背中を押せるよう、これからもセミナーや伴走支援を通じて貢献していきたいと思います。