H29年度補正予算「持続化補助金」の公募開始!前回からの変更点まとめ。
2018.03.10|
コンサルティング|小規模事業者持続化補助金|
中小企業診断士の田中大介です。
ようやく小規模事業者持続化補助金(平成29年度補正予算)の公募が開始されましたね!
前回(平成28年度 追加公募分)から変わった点をまとめてみました。参考になれば幸いです。
大きな変更点
上限額の引き上げ
補助上限額の100万円への引き上げが復活。対象の取り組みも拡大。
(1)従業員の賃上げ
(2)買物弱者対策
(3)海外展開
加点
・事業承継計画加点は継続。「事業承継計画書」の提出が必要になった。
・町村加点がなくなり、過疎地域の加点に変更。
過疎地域市町村等一覧(平成29年4月1日現在「過疎地域自立促進特別措置法」より)
ちなみに埼玉県では、 旧大滝村、 小鹿野町、東秩父村、旧神泉村のみ。
・2つの政策加点が新設!
(1)生産性向上加点
生産性向上のための設備投資を今後行う事業者に対し加点。
設備投資は、補助事業と関係なくてもOK、補助事業期間後でもOKなのがポイント。
(2)経営力向上計画加点
平成30年2月28日までに認定を受けている事業者に対し加点。
それ以降の取得や申請は対象外(残念!)。
小さな変更点
・補助対象事業者に「企業組合・協業組合」が加わった。
・対象経費に「設備処分費」が加わった。
以上、前回(平成28年度 追加公募分)からの変更点まとめでした。参考になれば幸いです。
申請書づくりのポイントについては、こちらの記事にまとめました。
あわせてチェックください。
小規模事業者持続化補助金の採択のポイント「まずストーリーを考える!」