らんざん創業塾2025がスタート。「らしさ」を活かした価値提供を。

株式会社カケハシ・スタイル代表で中小企業診断士の田中大介です。
令和7年10月1日から、「らんざん創業塾」がはじまりました。
全4回の開催で、私は1回目、2回目、4回目の講師を担当します。
初回のテーマは、「自分の強み、事業の提供価値を考える。」でした。
私が最初にお伝えしたのは、価格を安くすることはいったん脇においておくこと。
価格を下げることは、誰でも、いつでもできます。
大事なのは、自分が生み出せる価値の最大化を考えること。
つまり、自分の「らしさ」を徹底的に整理し、その「らしさ」を活かすことで価値を高められないかを考えることが大切です。
「らしさ」の源泉となるものは、価値観(=理念)とこれまでの経験から培った強みです。
初回の講義では、強みと理念の言語化を行った上で、提供価値を考えることをグループワークも交えながら行いました。
自分の強みや想いは、頭の中では分かっているつもりでも、言葉にするとなると意外と難しいものです。
でも、言葉にすることで初めて、自分が本当にやりたいこと、提供できる価値が明確になります。
参加者アンケートでは、

言葉にするための段階分けが参考になった。

考えるべきことが何か明確になりました。

いろんな人の考え方を知る機会になった。一つずつ何をすればいいか分かりやすかった。
という声をいただきました。
ひとりで考えていると、どうしても視野が狭くなりがちです。
グループワークで他の人の考えや視点に触れることで、新たな気づきが生まれる。
今回の創業塾の「提供価値」でもあります。
今日は2回目の講義があります。テーマは、ビジネスモデルと値付けです。
ビジネスモデルとは何かをお伝えした上で、ビジネスモデルを実際に組み立てるワークを行います。
さらに、値付けの重要性もお伝えします。
価格は、単にコストを積み上げて決めるものではありません。
自分が提供する価値に見合った価格をつける。
安易に安くするのではなく、価値に対して正当な対価をいただく。
1回目の講義で定めた提供価値が重要となります。
創業とは、自分らしい価値を創造して、社会に届けることだと思います。
一人ひとりが持っている「らしさ」を活かしたビジネスモデルを作っていく。
そのプロセスを丁寧にサポートすることが、私の役割だと考えています。
一人でも多くの方が創業し、自分らしい価値で社会にハッピーを届けられるように、精一杯がんばろうと思います。