埼玉県深谷市のプラスチック成形の製造業のブランディング~Web制作実績
こんにちは、カケハシ・スタイル代表で中小企業診断士の田中です。
有限会社三村製作所さまのWeb制作、ブランディングの実績についてご紹介いたします。
https://www.mimura-seisakusho.com/
■ オーダーメイドの受注を増やしたい
有限会社三村製作所さまは、埼玉県深谷市にあるプラスチックの射出成形の会社です。
昭和49年の創業から培ってきた技術を活かして、インサート成形、移管金型、小ロット短納期などの細かなニーズに応えながら、50年以上に渡って取引先からの信頼を積み重ねています。
自社の強みを整理し、発信することで、自社のことを知ってくれる会社を増やし、問い合わせにつなげたい、というご相談でした。
■ 三村製作所さまの「らしさ」とは?
まずは中小企業診断士である当社代表が、事業についてヒアリングを行います。
私たちは、会社の「らしさ」とは、強みと想いを組み合わせたものと考えています。
創業からの流れ、現在の事業概要を聞きながら、三村製作所さまが培ってきた「強み」や「想い」を整理し、共有していきます。
お話をお伺いして、強みだと思ったことは、インサート成形(ワンショットごとに金型に部材を取り付ける)や移管金型など、他社ではやりたがらない製造に対応していることです。
①各成形機に専任の作業者が居ること、②金型のメンテナンスのノウハウとネットワークがあることにより、手間のかかる製造へのニーズにきめ細やかに応えることができています。
製造業の業界では、熟練の職人の高齢化による引退も増えており、若者の職人への成り手も少ないことから、人材不足が常態化しています。人手が必要なインサート成形は外注するニーズが高まっていますし、金型のメンテナンスができなくなり、金型の移管のニーズも増えると予測できます。
「取引先、協力会社をはじめ、全ての協力者との相互繁栄を目指したい」という代表の想いもとても印象的でした。
①手間のかかる製造への対応力、②ものづくりへの実直さが三村製作所の「らしさ」だと感じました。
ヒアリングを元に「らしさ」を整理し、「らしさ」が伝わるように、構成の企画、ライティングまで中小企業診断士である当社代表が行いました。
■ ロゴデザイン
今回は、ロゴ制作もご依頼いただきました。
私たちは、ロゴは、会社の「らしさ」や「思い」や「ビジョン」をシンボル化したものだと考えています。
下記のご要望、社長の想いを受け取った上でデザインいたしました。
- 創業者である「三村」という名前を大切にしていきたいので、「三村」をモチーフにしたい。
- 取引先や協力会社とのつながりを大切にしながら、会社を未来につなげていきたい。
- 「プラスチック成形」もモチーフにできたらいい。
いくつかのロゴ案を提出し、修正を重ねながら、出来上がったのがこちらのロゴです。
「前社長から現社長へ事業が受け継がれ、『三村製作所』を守り続けている。」
「これまでも、これからも、この先もずっとつながっていく。」
そんな想いをロゴに込めながら、三村の「M」や「三」、プラスチック成形の様子をモチーフにデザインいたしました。
■ ロゴの配色を活かした、力強く信頼感のあるデザイン
Webデザインにあたり心がけたのは、三村製作所さまの「ものづくりへの実直な姿勢」と「取引先からの信頼を積み重ねながら会社を未来につなげていきたい」というビジョンをどう表現するかです。
実直さや誠実さ、未来へと向かう姿勢を視覚的に表現するために、直線的でダイナミックなデザインを採用しました。
配色としては、ロゴの色である赤と黄色というインパクトの強い色を活かしながら、背景色を落ち着いたトーンにして、全体として「実直さ」や「信頼」が伝わるように意識いたしました。
今回のブランディングを通して、ものづくりの長年の実績と培ったノウハウ、実直な姿勢、「インサート成形」や「移管金型」などへのきめ細やかな対応力といった三村製作所さまの「らしさ」が伝わり、問い合わせが増えれば嬉しいなと思っています。
「らしさ」を整理し、「らしさ」を伝わるWebやパンフやチラシなどの制作なら、是非、当社をご検討ください。